久しぶりに☂が降りました・・・・・
あすも雨とのことですが~~~~
今日より3月21日まで
第1回定例会が行われます。
今回一般質問をおこないますので、原稿作成に
余念がございませ~ん。
区長の所信表明(要旨)掲載します。
<もう恒例で・す・ね>
1.はじめに
台東区長としての3期目が始まってから、この間の社会経済情勢は、東日本大震災によって特に厳しいものとなり、その影響は依然として本区にも大きな影を落としている。
一方で、家庭や地域の絆の大切さに対する人々の思いが日本全国へ広がりを見せている。
地域での支え合いの精神は、本区の誇りであり、こうしたまちの力を一層高めるため、引き続き不退転の決意で区政運営に取り組んでいく。
2.平成24年度予算案について
一般会計予算額は、防災力の強化や扶助費の大幅な増加など、様々な行政需要に対応するため、前年度より60億円増の938億円となった。
一方、歳入は、特別区税と特別区交付金合わせて約10億9千万円の減収となっている。
区民の日々の生活を守り、将来を見据えた施策を着実に推進していくため、職員の先頭に立ち、この厳しい財政状況を乗り越えていく。
3.災害対策について
災害時に被害を最小限とするためには、防災訓練や防災教育等を通じて自助・共助も取り組みを促進していくことが重要である。
来年度は、新たに防災普及指導員を採用して、地域における取り組みへの支援を充実していく。
また、東日本大震災を教訓とする様々な課題への対応策を検討し、地域防災計画の修正に反映させていく。
さらに、(仮称)谷中防災コミュニティ施設については、実施計画及び解体工事に着手し、平成27年度の開設に向けて整備を進める。
4.教育・子育てについて
平成18年の教育基本法の施行などの大きな変革を踏まえ、保育部門も含めた学校教育の理念や進むべき方向性を新たに示す「台東区学校教育ビジョン」を策定する。
また、その実施計画である「学ぶのまち台東区アクションプラン」を改定する。
保育所待機児童への対応として、千束保育園の定員を拡大するとともに、旧竜泉中学校に竜泉保育室を暫定的に設置する。
さらに、不妊に悩む方々の経済的負担を軽減するため、特定不妊治療費の一部を区が助成し、安心して子どもが産み育てられる環境づくりにも取り組んでいく。
5.健康・福祉について
計画期間が終了する「健康たいとう21推進計画(後期計画)」について検証を行うとともに、来年度、新たな課題への対応を盛り込んだ新計画を策定し、区民の健康づくりをより一層支えていく。
旧田中小学校は耐震改修にあわせて体育施設を整備し、地域におけるスポーツ振興及び健康づくりの場としていく。
福祉施策については、まず、「高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画」により介護サービスの充実などを推進する。
また、「障害福祉計画」においては、夜間、休日の相談体制や放課後支援の充実を図る。
「暮らしやすいまち」の実現に向け、区民がいきいきと健康で暮らすことのできる地域社会を作り上げていく。
6.観光・産業について
本年は、いよいよ東京スカイツリーが開業し、浅草文化観光センターのリニューアルオープンも控えており、観光立区の実現を目指す本区の観光にとって重要な局面である。
そのため、「東京スカイツリー開業台東区記念事業」をはじめ、観光ウエブサイトの開設や隅田公園の整備等に精力的に取り組んでいく。
商店街の活性化を図るため、空き店舗を借り上げて事業を開始する方に対し、家賃の一部を支援する。
また、「ものづくりのまち」をPRする地域イベントや商品開発・販路拡大への支援を行う。
観光・産業を取り巻く新たな潮流を逃さず、さらなるにぎわいの創出に邁進していく。
7.環境について
放射性物質の飛散に対する区民の不安を解消するため、定点測定、巡回測定に加え、学校や保育園における給食の放射性物質検査の実施と、空間放射線量測定器の区民への貸し出しを行う。
これらにより、区民に放射線の状況を正確に伝え、暮らしの安心をさらに深めていただくとともに、安全で住みよい台東区を発信していく。
8.まちづくりについて
防災都市づくりについては、首都直下地震等の災害に備え、「都市防災不燃化促進事業」及び「密集住宅市街地整備促進事業」の期間を延伸する。
また特定緊急輸送道路の沿道建築物については、補強設計及び耐震改修の助成制度を拡充する。
凌雲橋のエレベーター整備については、工事を着手する。
また、入谷駅についても新たに上野方面行きホームへのエレベーター設置を決定した。
さらに御徒町駅周辺は(仮称)南口歩行者駅前広場の全面オープンとともに、広場地下に自転車駐車場を設置することで、まちの個性を伸ばし、にぎわいと活力を高める。