H22年度第4回定例会


本日より、12月17日にかけての23日間

台東区議会第4回定例会が開催されます。

12月2日は、小坂の一般質問の日です。

質問<要旨>と答弁をいつものようにアップいたしますので

宜しくお願いします!!

 

毎度恒例

吉住区長の所信表明<要旨>を掲載します。

1.はじめに

本区の零細・中小企業の景況は、改善の兆しが見られるものの、依然として

多くの事業者が売上の停滞・減少を経営上の問題点として挙げており、厳しい

経営環境が続いている。

私は、このような経済情勢の中、区民のニーズに即した適切な施策を実施することにより

日々の暮らしを守り続けることができるよう、区政運営に全力で取り組んでいく。

2.創業支援について

地場産業の活性化を図るためには、ものづくりを支える若い人材を育成し、区内での

創業と集積を促進していく必要がある。

「浅草ものづくり工房」を開設して、まもなく1年を迎え、新たな販路を開拓した事業者が

現れるとともに、合同展示会「モノサービス」の開催など、活動の広がりが見られる。

「(仮称)台東区産業振興プラン」の中で、創業支援に向けたビジョンを改めて示し

地場産業の活力と競争力を高めていく。

3.凌雲橋エレベーター整備について

これまで、鉄道駅周辺6地区のバリアフリー基本構想を策定し、バリアフリー化を推進してきた。

JR鶯谷駅南口から根岸方面に至る凌雲橋は、エレベーターの設置が課題となっており

今年度、設計作業に着手し、出来る限り早い時期に利用できるよう、エレベーターを設置する。

4.台東区循環ばす「めぐりん」の路線変更について

「めぐりん」については、運行開始から9年が経過していることから、多様な視点から更なる

利便性向上の検討を進めてきた。

平成23年1月1日より、「北めぐりん」と「東西めぐりん」の一部路線変更を実施する。

これにより、上野桜木や小島・鳥越地区の利便性が向上するとともに、谷中方面や書道博物館等への

アクセスが行いやすくなる。

5.隅田川の水辺の整備について

平成24年春に東京スカイツリーの開業を控え、更なるにぎわいの創出に向け

隅田川の水辺の役割は、ますます重要なものとなっている。

隅田公園では吾妻橋周辺の工事に着手し、園路やスロープなどの整備により水辺への誘客性を

さらに高めていく。

6・暴力団組事務所追放運動について

暴力や犯罪のない平穏で明るい地域社会の実現は区民共通の願いであり、区では平成17年に

「暴力団追放都市宣言」を行い、暴力団の排除に努めてきた。

しかし、区内に指定暴力団山口組の事務所が進出し、地域の皆様に大きな不安を与えていることは

誠に遺憾である。

このような状況の中、地域の皆様が「台東区金杉・入谷地区暴力団追放住民の会」を設立し

「暴力団追放運動決起大会」を開催されたことは、大変に心強いことである。

私は、住民の皆様とともに、暴力団組事務所に追放に向けて全力で取り組み、区民が安心して

暮らせる地域社会の実現を目指していく。

7.台東区子ども歴史・文化検定について

本区の貴重な歴史や文化を子どもたちに伝えていくことは、明るい将来を描くために重要な取り組みである。

教育委員会にて刊行した「台東区歴史・文化テキスト」は家庭での学習などに活用されており

中央図書館等においてテキストの閲覧・貸出を行っている。

来年2月には、小学校5,6年生を対象に「台東区子ども歴史・文化検定」を実施し、さらなる興味を喚起していく。