H21年度第2回定例会


第2回台東区議会定例会が、本日より6/25まで、行なわれます。

5月に臨時会が2回ありましたが、2定がスタートしました。

 

全国市議会議長会の表彰伝達式として、議員在任30年ということで藤平議員と茂木議員が

在任10年で、池田議員・河野議員・水島議員・高森議員が表彰を受けました。

吉住弘台東区長より所信表明(要旨)

1.はじめに

新型インフルエンザは世界中に広がりを見せている。区はこれまで、国内発生に備え、抗インフルエンザ薬や防護服など備蓄品の確保に努めてきた。また「台東区新型インフルエンザ対策本部」を設置し、相談窓口の開設や情報の収集・提供などを行なっている。

現在、新たに国内で確認される感染者は減少しているが、引き続き警戒心を持ってこの事態に対処する必要がある。今後も、日々刻々と変わる発生状況をいち早く把握し、国や東京都、医療機関などと一層の連携を進め、区民や来街者の不安解消と感染の拡大防止に最善を尽くしていく。

 

2、経済対策について

区内中小企業の景況調査によれば、多くの事業者が業況は不調である。今後の見通しについても悪化すると解答しており、地域経済は未だ深刻な状況が続いている。そのため、新たな雇用・中小企業緊急融資の期間延長や、10月に商店街連合会が実施する新しい共通商品券事業に対し支援を行なう。

未曾有の経済危機の中にあっても、区民が安心して暮らせるよう、引き続き生活に密着した適切な対策を講じていく。

 

3、国立西洋美術館の世界遺産登録について

先月の国際記念物遺跡会議では、登録延期の勧告がなされたが、今月下旬に開催されるユネスコ世界遺産委員会で理解が得られるよう、努力していく。国立西洋美術館は後世に引き継ぐべき文化施設であり、引き続き登録実現に向けて全力を傾注していく。

 

4、子育てについて

障害児の放課後対策として、こどもクラブの受入枠を小学校6年生まで拡大するモデル事業については、松葉こどもクラブにて来月上旬より実施する。また、千束保健福祉センターでは、7月13日より、重度障害児に対する見守りや介助などのサービスを開始する。

今後も「子育てするなら台東区」の推進に向け、子育てを地域で支える環境の充実に努め、子どもたちが健やかに育つよう、より効果的な事業を展開していく。

 

5、補正予算について

中小企業に対する緊急融資の期間延長に要する経費や、区立小中学校図書館の蔵書整理に要する経費などを計上している。

 

所信表明が終わり、各議案の説明がされ、休憩(企画総務委員会と産業建設委員会がそれぞれ休憩中に行われた)