二の酉も終わり(消防団として夜回り、参加し、風邪をぶり返してしまいました)
いよいよH21年度 第4定がスタートしました。
会期は、11月25日から12月17日まで。
私は、今定例会にて、一般質問をおこないます。(12月2日です)質問要旨、ブログに掲載いたします。
初日の25日、区長の所信表明がおこなわれましたので、恒例により、要旨を掲載いたします。
1.はじめに
新内閣は様々な施策の創設や改廃を検討しており、その動向によっては、区政運営に
少なからず影響があるものと考えている。そのため、国政に関する情報の収集・分析を
行なう「新政策対応本部会議」を新設し、政府が打ち出す施策について十分に注視して
いく。また、今年度の税収について、国や東京都は大幅な減収を見込んでおり、特に東京
都の法人二税の減収は、今年度の歳入はもとより、来年度の予算編成にも多大な影響を
及ぼすものと懸念している。
区民が安心して生活を送ることができるよう、引き続き、区民福祉の向上に全力を傾注
していく。
2.新観光ビジョンについて
現在、国では観光立国の実現に向けて様々な取り組みを行なっている。こうした国の動
向を踏まえ、平成22年度から5年間にわたり取り組むプロジェクトを盛り込んだ、新観光
ビジョンの策定作業を進めている。
今後も文化や産業など様々な視点から本区の魅力を発信し、本区を訪れる多くの人々が
再び訪れたいと思う、魅力ある台東区を実現していく。
3.次世代育成支援地域行動計画について
進行する少子高齢化や核家族化に加え、経済情勢の急激な悪化など、子どもや子育て
家庭を取り巻く環境が変化を続けており、行政による支援の必要性が、今後ますます高
まると考えている。
児童虐待の未然防止など、既に取り組んでいる施策を計画に位置づけ、専門相談員が
養育支援の必要な家庭へ訪問するなど、新たな事業も展開していく。
4.環境基本計画について
今後、より一層の戦略性をもって環境問題へ対応するため、新たな計画の素案では、
基本目標を 「健康で快適な生活環境の創出」、「地球温暖化対策」及び「環境教育・
学習」の3つを重点化している。さらに、温室効果ガスを2020年までに、2000年比で
25%削減するなど、基本目標の達成度を数値化した「基本指標」を設定していく。
5.男女平等推進行動計画について
本年3月に「はばたきプラン21推進会議」より、ライフスタイルの変化や価値観の
多様化などへの対応を求める答申があった。この内容を踏まえ、性別に関わりなく、
全ての人が充実した生活を送ることができるよう、計画の策定を進めていく。
6.長期総合計画について
平成17年に策定して以来、後期高齢者医療制度の開始などの制度改正や、特別区財
政調整交付金の配合割合の見直しによる財源構成の変化など、本区を取り巻く状況に
大きな動きがあった。こうした時代の変化や前期期間の達成状況を踏まえ、基本構想に
掲げる将来像を確実に実現すべく、後期計画の改訂を進めていく。
7.旧東京北部小包集中局跡地について
本区が今後発展していくうえで、欠かすことのできない貴重な大規模用地であることから
今年度中に取得すべく、本定例会に補正予算を計上している。
北部地域はもとより、本区全体のまちづくりに寄与するよう、この用地の活用方法に
ついて、今後さらに検討していく。
8.浅草ものづくり工房について
これまで整備を進めてきた「浅草ものづくり工房」が、来月1日に開設を迎える。経営や
商品開発の指導を行うなど、入居者の自立を支援し、皮革関連産業をはじめとする
地場産業の振興と活性化を図っていく。
9.補正予算について
旧東京北部小包集中局跡地の取得のほか、生活保護費の増大に要する経費などを
計上している。