第3回定例会・区長所信表明


本日より10月24日までの43日間の日程で、第3回定例会が開催されました。

14:00~吉住区長の所信表明がおこなわれました。

所信表明(要旨)

1 はじめに

本区の中小企業は依然として厳しい経営環境の中にあり、区民の日常生活においても、生活必需品の価格の上昇が家計に影響を与えている。必要に応じて区民生活に密着した適切な対策を講じていく。

 

2 文化・観光について

今後東京藝術大学との連携に関する協定を結び、本区の芸術文化のさらなる振興を図っていく。11月21日から4日間にわたり、浅草と上野を舞台に「したまちコメディ映画祭In台東」を通じ、したまちの活気あふれる本区の魅力を国内外に発信することで、一層の誘客を図り、国際観光都市として、さらなる向上を目指していく。

 

3 まちづくりについて

建物の耐震化は、緊急かつ最優先に取り組む課題であり、本年3月には「台東区耐震改修促進計画」を策定し、区内建築物の耐震性向上に取り組んでいる。浅草観光センターについては、今月1日に改築に向けた設計コンペの公募を開始した。新たな防災船着場についても検討を進めている。今後も浅草地域の回遊性や利便性の向上を図り、新たな「にぎわい」の創造に取り組む。

 

4 子育てについて

10月1日より、区内在住の妊婦の方と中学生までの子育て世帯を対象として、協賛店舗で様々なサービスを受けられえる「たいとうすくすく手形」を実施する。

 

5 教育について

忍岡小学校を「台東区立小中学校適正規模適正配置基本方針」における「対応を要する学校」から除くものとし、基本方針の終結を決定した。区として、生涯スポーツ社会の実現に向けた普及・振興と環境整備に努め、区民のスポーツ活動を支援していく。

 

6 山形県村山市との友好都市提携について

6月26日に、村山市を訪問し、両都市の更なる交流と発展についてお互いの意思を確認してきた。調印は10月25日を予定している。

 

7 平成19年度決算について

平成19年度一般会計決算額は、歳入が約885億1600万円、歳出が約859億7300万円である。財政の指標は健全な範囲内にあった。引き続き健全な財政運営に努めていく。

 

8 補正予算について

安全で安心して住める建築物等への助成及び、(仮称)上野広小路駐車場の運営並びに、産業研修センター事業者支援施設の整備を要する経費などを計上する。

 

今定例会は、決算特別委員会がおこなわれます。今回は委員ではないのですが、毎回しっかりと傍聴してまいりたいと決意しています。