産業建設委員会視察報告パート2


11月10日 滋賀県野洲市役所到着 AM10:00

野洲市は、平成16年に旧中主町と旧野洲町が合併し誕生しました。

滋賀県南部の湖南地域に位置しています。

人口 50,856人(H23年8月1日現在)

面積 80.15km2

ここでは、野洲市の「ものづくり」の概要や野洲市ものづくり経営交流センター運営について視察しました。

いやあカルチャショックを受けました。

単なる「ものづくり」ではなく、「人材づくり」を真剣に行なっている姿勢に感銘し、やはり事業を起こすは “人”次第であると痛感しました。

センター所長から活動紹介があり

1.今、世界で何が起こっているのか。

2.野洲市の取り組み

3.野洲市と東大ものづくり経営研究センターとの関係

4.野洲市ものづくり経営交流センター(MMCC)の設立

5.地域スクールの開講

6.現場改善指導の実践

7.MMCCの関連情報

8.終わりに

と、約1時間10分にわたり、説明を受けました。

委員長はじめ、皆、凄い取り組みをしているな!と感銘を深くした視察でした。

シニア世代の高度な知識、技術を生かした地域産業の活性化を目指しており

東京大学ものづくり経営研究センターと協働し、事業展開を行なっている。

実際の運営として、東京大学と大学間交流を行なっている、立命館大学ものづくりソリュージョンラボが委託を受けて運営。

大手企業に37年間勤務した専任のインストラクターを中心に事業を展開し、知識や技術の伝達につとめている。

現場力に悩む中小企業に対して、改善指導できるインストラクターを育成することを目的に、「野洲市ものづくりインストラクター養成スクール」を開校。

こうして受講期間を得た、養成スクールの受講生が産業のインストラクターとなり、経営改善の応募があった中小企業に対し、3人1組みで従業員とともに、現場改善を行う。

本当に驚きでした。

ただ単にシニア世代の働き口等の面だけではなく、実際にいろいろな産業の専門インストラクターに育て上げ、実際の企業の経営改善にあたるというものですから!!!!

最後にMMCC事務所に伺いました。

今月末には、韓国から40名ほど?の中小企業役員達が視察にくるそうです。

こうして、無事に産業建設委員会の視察を終えました。