山口代表は6日
65回目の「原爆の日」を迎えた広島市内で記者会見し
恒久平和実現への決意を込めた
「核廃絶へ向けて―公明党の5つの提案」を発表しました。
山口代表は会見の冒頭
同日朝に営まれた平和記念式典に初参加した心境を
「深い感銘を覚えている」と強調。
国連事務総長や米国のルース駐日大使らと同席したことについて
「これからの(核廃絶への)出発に当たって非常に大きな意義がある」
と延べ、平和の党・公明党としての政策提案に言及。
山口ビジョンで掲げた
「核兵器禁止条約」の実現について
<着実な前進が始まった>と指摘。
「実現に向けた取り組み」として
各国指導者と民間人の代表らの協働体制を構築するための
国際会議を日本のイニシアチブで開催すること
国債刑事裁判所規定(ローマ規定)を改正し
核兵器の使用と威嚇を管轄する戦争犯罪にすることを提案。
このほかに
1、オバマ米大統領の広島・長崎・沖縄への訪問
2、非核三原則の堅持と核兵器の非保有宣言
3、原爆投下70年の2015年に「核廃絶サミット」の開催
4、6カ国協議参加国による「核不使用宣言地域」の設置
5、「核兵器禁止条約」実現へ向けた具体的取り組み
を提唱。
一方、公明党がこれまで対人地雷やクラスター弾など
非人道的兵器の禁止・廃絶に先頭に立って取り組んできた事を
紹介。
「公明党は、広島・長崎の市民の願いを受け止め、最も非人道的と
呼べる核兵器の禁止・廃絶へのプロセスを推進したい」と
強調しました。
毎年、必ず迎える「原爆の日」
唯一の被爆国である、日本から
核兵器廃絶に向けた取り組み、具体的な提言等
推進し、世界の国から核兵器を根絶していかなくては
いけません。
当然、長い道のりかも知れませんが
二度と愚かなことを繰り返しては絶対にならない
と強く思う次第です。