広島は今日、63回目の原爆の日を迎えた。
平和記念公園で午前8時から、市主催の「原爆死没者慰霊式・平和記念式」が営まれた。
被爆者や遺族、福田首相らのほか、過去最多となる55ヶ国の大使ら、計約4万5000人が参列。8時15分の原爆投下時刻に合わせ、黙とうをささげ、平和を祈りました。
被爆者の平均年齢は75.1歳で、昨年の74.6歳からさらに高齢化が進んでいます。
「約14万人」-63年前、広島への原爆で尊い命を奪われたと推計される数だ。この数字から何が想像できるか?破壊力か、恐怖か、はたまた愚かさか。
人それぞれに人生があります。親があり、子があり、友人がいる。将来の夢も希望も。それが一発の爆弾ですべて消え去ってしまった。
そして生き残った方も、生き残った事に対して、罪悪感を消せないでいる被爆者もいる。
世界で最初に原爆投下された広島の地。我々は永久にこの歴史を忘れてはならない!