小沢一郎民主党元幹事長の資金管理団体
「陸山会」の土地購入をめぐる事件で
東京第5検察審査会は昨日
2004年と5年分の同会の政治資金収支報告書の虚偽記載について
「検察の不起訴に疑問があり、刑事事件で黒白をつけるべき」
とし、小沢氏を政治資金規正法違反罪で起訴すべきだとする
2回目の議決を公表しました。
今後、検察官役の弁護士が強制的に起訴。
議決書で同審査会は、虚偽記載を小沢氏に報告し
了承を得たとする元秘書の石川知裕容疑者の供述について
「小沢氏を尊敬し師と仰いでおり、罪に陥れる虚偽供述をするとは考えがたい」と
指摘。
「信用性が認められる」とした。
今回の「結論」について
公明党・山口代表は
「政界全体としても、この結論を重く受け止める必要がある」
「小沢氏が必ずしも説明責任を尽くしてきたとは国民から受け止められていない」
「われわれは政治倫理に対して厳しく対処してきた。説明責任を尽くす、再発防止策を作り上げることが政治の責任だ。(説明責任に後ろ向きの民主党を)厳しく批判してきたが、その状況は今なお変わっていない」と見解を述べました。