最近、風邪が流行しているそうですが?
皆様はどうですか・・・
小坂はやられました。(あまりきつくはないですが)
健康には留意したいと強く思います。
「総括質問」最終です。。。
三、特色ある学校教育の推進及び指導課訪問について
次の4点について、教育長に伺う。
① 校務事務の改善については、学校の努力だけでは難しく、本区の範疇でも困難と認識しているが、経済協力
開発機構や文部科学省の校務負担の調査結果をどのように受け止めているか。
また、本区の実態と対策について、併せて伺う。
② 外国人英語指導助手(ALT)の活用については、英語力の育成とともに総合的な表現力、国際的な
コミュニケーション能力の高まりを目指すために教育現場で工夫・改善を図る必要があると考えるが、どうか。
③ 子供たちの区政に対する関心を高めるためにも「子ども議会」を実施すべきと考えるが、どうか。
また、区議会会期中の本会議などを子供達に傍聴させてはどうか、併せて伺う。
④ 指導課訪問は学校・園と教育委員会の連携を図る目的で行われているが、学校・園の課題は何か。
また、その解決のためにどのようなことをしたか、併せて伺う。
【教育長答弁】
① 経済協力開発機構の調査では、一週間の勤務時間は、加盟国平均38.3時間に対し、日本は53.9時間と
最長で、授業時間よりも部活動などの課外活動の指導や事務作業等に充てる時間が多くなっているとの報告が
ございました。
本区においても同様の傾向があり、子供と向き合う時間を確保する対策として、平成23年度より校務事務支援
システムを区立小中学校全校で本格稼働し、システムによる成績処理や通知表作成等を開始いたしました。
その結果、一日平均小学校では56分、中学校では76分の事務時間が退縮されました。
教育委員会といたしましては、各種統計調査や報告書作成等の事務を見直し、システムを有効に活用した一層の
簡素化・省力化を進め、教員が本来の教育に専念できる環境をさらに整えてまいりたいと考えています。
② ALTが指導することにより、英語の発音や自分の思いを伝えるすぴーちの能力や、リスニングの能力は
確実に向上しています。
さらに、実践的な活動として、ALT同行のもと、雷門周辺や上野公園での外国人観光客へのインタビューや
外国の方々に台東区のよさを伝える活動等に取り組んでいます。
こうした活動は、英語力を高め、生きた英語に触れる絶好の機会になると考えており、今後も各学校の特色を
活かした英語教育を推進するよう指導してまいります。
③ 公職選挙法が改正され、より小中学校段階から、政治や選挙に関係する教育が重視されてまいりました。
現在学校では、ICT機器を活用して国会審議の様子を学習させることや、国会議事堂の見学等を行っています
また、子供同士で討議するといった発展的な活動にも、取り組んでいるところです。
教育委員会として、これらの学習や、子供のディベート力の育成にも「子ども議会」が有効な手段の一つである
と考えています。また、本会議場の見学についても検討してまいります。
④ 指導課訪問は、指導課長や指導主事が学校園を訪問し、各校園の課題や取組みを具体的に把握する重要な機会で
あり、校園長の経営支援や授業力向上等を目的としています。
全てのが学校園を計画的に訪問し、校園長より学校経営上の課題の聞き取りを行い、具体的な指導・助言を
しているところです。
また、若手教員をはじめとした授業力の向上という課題に対し、全教員の授業を観察するとともに、個々の教員
の実態に応じた指導も行っています。
今後も指導課訪問により、各校園の課題波悪を十分に行うとともに、指導に努めてまいります。
区長にしろ、教育長にしろ、具体的な答弁をいただきました。