9月14日から10月25日(会期日程)
第3回定例会がスタートとなり
吉住区長所信表明がありましたので要旨を掲載します。
1.はじめに
Londonでのオリンピック・パラリンピックが閉幕した。本区在住の浜口京子選手・佐藤真海選手は大いに健闘された。
世界最高峰の舞台で活躍を目指し、日々練習を重ねてきた両選手の努力を讃えるとともに、心からねぎらいを申し上げる。
現在、都では2020年のオリンピック・パラリンピック招致に向け取り組んでいる。
本区としても、区民の皆様とともに、オリンピック・パラリンピック招致に向けた気運を盛り上げていく。
2.まちづくりについて
御徒町南口駅前広場が11月1日に全面オープンとなる。あわせて、広場の地下に自転車駐車場を開設する。
広場と良好な歩行空間の創出により、御徒町地域にふさわしい、活気があり、魅力的な街並みの形成が一層進むことを確信している。
また、8月には凌雲橋歩道部へのエレベーター設置工事に着手し、来年7月末の竣工を予定している。
更に、JR上野駅の入谷口においても、2基目となるエスカレーターの整備を、年内の工事着工を目処としてすすめている。
今後も地域や事業者の皆様と連携し、誰もが安心して暮らすことのできる魅力あふれる台東区を目指し、まちづくりを進めていく。
3.災害対策について
災害時の被害を最小限にとどめるためには、常日頃からの備えとともに、実践的な訓練を積み重ね、災害時に迅速かつ適切に対応することが大切である。
そのため、職員による初動対応訓練、区民の皆様及び防災関係機関と合同で実施した総合防災訓練、本庁舎における避難誘導・消防訓練のいずれも、実践的な訓練としている。
区民の皆様や防災関係機関との更なる連携・協力体制を確立し、区全体の防災力の向上を図ることで、災害時の減災につなげていく。
4.産業振興について
本区は日本を代表するファッション雑貨産業の集積地であり、高い技術力に優れたデザイン性を加えた製品が数多く生み出されている。
こうした製品の開発に意欲的な企業に対し販路開拓や新商品発表の取組みを支援するため、関係業界団体と協力し、ファッション雑貨を中心としたアンテナショップの開設を目指していく。
本年度および来年度は、オンラインショッピングサイトでの台東区コーナーの設置や期間限定での店舗販売を行う。
今後も、想像力あふれる産業文化都市の実現に向け、様々な取組みを進めていく。
5.幼児期の子育て支援について
区では、子育てを取り巻く状況や教育・保育に対するニーズの変化に対応するため、「台東区就学前教育・保育のあり方検討委員会」に対し、幼児期におけるこれからの教育・保育のあり方についての検討を、教育委員会よりお願いしていた。
このたべ、検討委員会からご提言をいただいた。
この提言を踏まえ、子育て施策の一層の充実を図るため、子どもたちが夢とこころざしを抱いて成長できる環境づくりに、教育委員会とともに取り組んでいく。
6.国民体育大会について
現在区では、国民体育大会・フェンシング競技会の開催に向け、実行委員会を中心に準備を進めている。
10月には、体育の日に行うスポーツフェスタ2012の中で、国民体育大会・開催記念イベントを実施し、国民体育大会開催の周知を図っていく。
12月のリハーサル大会では、地域の小・中学生をフェンシングの試合に招き、スポーツの素晴らしさを実感してもらうなど、本大会開催にむけた気運を盛り上げていく。
来年度の国民体育大会を万全の体制で迎えられるよう、引き続き取組んでいく。
7.本区の財政状況について
平成23年度は、東日本大震災の影響を大きく受けた年であった。平成23年度一般会計決算を見ると、歳入面では特別区税や特別区交付金は前年度に引き続き、未だ低い水準にある。
生活保護費の増加や緊急災害対策事業の実施などにより歳出総額は増加しており、依然として厳しい財政状況となっている。
今後、一層の充実が必要となる多様な財政需要に応えるためには、より強固で弾力的な行財政基盤の強化に向けた取組みを進めなければならない。
区民の皆様にもご協力をいただくこともあると思うが、ご理解の程よろしくお願いしたい。
本会議終了後
本庁舎における避難誘導訓練が行われました。
区議会議員全員?防災服に着替え、職員の誘導に従い7Fから1Fへ移動しました。
別に記念写真というわけではありませんが!!
(顔半分消えてるし・・・)
1Fでの状況です。
何回も行うことが大切です。。。