区民文教委員会行政視察パート2


めっきり寒くなりました。。。

周りでは風邪をひいている方も結構いますので、皆さんも注意して下さい!

行政視察の続き、ご紹介します。

11月7日、大牟田市から佐賀市へ向かいました。

佐賀市役所にて10:30より

『ICT利活用教育について』

佐賀市では先進的に電子黒板やコンピューター等、利用した『ICT利活用教育』である

ヒューチャースクール 〝ICT絆プロジェクト″ 事業の実証研究に取り組んでいます。

これまでのICT利活用教育の実証研究に基づき、25年度から3か年計画の重点事業として

市内小中学校教室及び特別教室等に電子黒板を整備する『ICT教育整備事業』を

行うことにしたそうです。

ICT利活用教育における効果として

授業への集中力の向上

学習に対する意欲など、アンケートの結果、とても素晴らしい結果が出ており

かつ、学力の向上面においても確かな成果が出ているとお聞きしました。。。

実際に教師の負担が??とお聞きしたら

「支援員もしっかりサポートして下さり、あまる負担増は無い」とのことでした?

いったん昼食をとり、それから再度市役所へ。

市議会議場を見学。

マイクロバスにて、絆プロジェクト校である「若楠小学校」へ移動。

若楠小学校では新校舎建築中であり、余談ですが契約金額をしっかり掲示していましたよ~

公開授業には、数多くの視察団体が訪れるそうなので、生徒も割と 〝慣れているとのこと″

校長室にて最初、挨拶等あり実際に体育の授業と算数の授業を視察しました。

授業中なので写真は不可と思っていましたが、校長先生から許可がおりました。

生徒がタブレットを使用し、動画を撮り電子黒板で皆で確認しているところです。

これにより、(跳び箱)飛び方の修正等行う!とのことです。

5年生のクラスにおいて算数の授業中です。

やはりタブレットを使用しています。

電子黒板に繋がっており、各人の解答が電子黒板に掲示されます。

これは校長先生と各生徒(直接一人一人と!!)行っている校長通信です。

びっくりしました。

校長先生が各生徒と直接やりとりをしており、当然保護者の要望等もこの通信で受けられる体制と

なっています。

最終日8日。

佐賀市から久留米市へ移動しました。

久留米市役所にて

『教員の資質向上について』

視察しました。

久留米市では、第1期教育改革プランの取組みと学校教育の現状と課題を踏まえ

「第2期久留米市教育改革プラン」を策定しました。

プランでは、「未来を担う人間力を身につけた子どもの育成」のため、全ての子どもたちの

「学ぶ権利」を保障し、未来を切り拓く人材を育てる「笑顔で学ぶくるめっ子」に向かっての

教育改革を進め、学校教育の充実を図ることを目指しています。

具体的目標として

「健やかな体」の育成

「豊かな心」の育成

「確かな学力」の育成

家庭・地域との連携と学校力の向上

の4点を掲げ取り組んでいます。

教職員の資質向上のための事業として

久留米市教育センターを活用して

*今まで県の事業でしたが、合併等に伴い市の事業として教育センターを活用し

教職員の研修事業

教育課題研究事業

教員活動支援事業

情報教育推進事業

を進めており、90%の割合で市独自で内容等決め取り組んでいるとのこと。。。

人材育成で久留米の教育を変える

をコンセプトとして、センター長中心に行っています。

今回、ICTの利活用や教員の資質向上として

独自に教育センターを活用し行っていることを実際、現場で見れたことは

今後の台東区の教育現場に生かせる貴重な経験をさせていただきました。