公明党訪中団<習総書記と会談>


公明党第6次訪中団の山口代表は25日午前10時(日本時間で11時)

北京市内の人民大会堂で約1時間10分、中国共産党の習近平総書記と会談。

日中間の戦略的互恵関係を深めていくことで一致しました。

政党間の交流では

山口代表と4度目の会談を共に喜び合い

習総書記から

「公明党は長期に中日友好に重要な役割を果たしてきた。政党間の交流をこれからも続けていきたい」と述べ

山口代表は、安倍首相の新書を手渡し、公明党が日中友好に寄与してきたことについて

「『大衆とともに』の立党精神を保ってきたからである」と指摘。

今後の日中関係について

習総書記は

「発展の原因は古い指導者たちの知恵と心血を注いだ四つの政治文書にあり、その肝心要はパートナーとして脅威とならず、平和的発展を続けていくことだ」として、これからも大局的な立場に立って戦略的互恵関係を推進していきたいと強調しました。

山口代表は

「日中国交回復に至った先人の苦労を忘れず、これからの世代にも後継していきたい。四つの政治文書共通の柱を双方が守っていけば揺るがない日中関係を築くことができる」と応じ、日中2国間の関係は最も重要な関係の一つであり、大局的な立場で互恵関係を推進していくことの重要性を指摘しました。

尖閣諸島について

習総書記は

「立場、意見が違うが、対話と協議でコントロールしつつ問題解決すべきだ」と指摘し

山口代表も

「立場の違いがあるのは事実だが、外交上の問題は対話を通じ冷静に対応していけば必ず解決できる」と応じました。

今回の訪中を期に、混迷した日中の政治対話の扉を開く第一歩となったのではないでしょうか!

今後、日中首脳会談も予定され、人間関係、信頼関係を深めつつ様々な課題の解決に向け冷静に対応してもらいたいと切に願います。