会派視察報告


今日から8月に突入しました。。。

今だ暑い日が続きます。

体調には十分に留意し、充実した日をお過ごしください、

さて、台東区議会公明党は

7月29日から31日まで、九州方面(宇土市、薩摩川内市)に視察に伺いましたので

報告をしたいと思います。

7月29日東京羽田空港から福岡空港へ(その後地下鉄、新幹線にて宿泊予定地、熊本駅へ)

熊本駅から宇土駅へ行き、PM2時より宇土市役所にて

福祉サービス受給者証(児童)の早期公布について

視察いたしました。

宇土市は、熊本県中央に位置し、人口37,961人(今年4月現在)

面積は74.20平方キロメートル

議会として条例定数が18人ですが現員数が17人とのことです。

障害者自立支援法に基づいて、児童デイサービスの支給決定がなされており対象者は、療育手帳所持者、医師の意見書、受診結果連絡票のいずれかを所持している児童であり、手帳を所持していない、医療機関を受診していない児童は対象となっておりませんでした。

そこで事業の取り組みとして

保健師の連絡票でサービスの支給決定を行う。(平成24年4月より)

その結果、平成25年度は10名中8名が連絡票での申請をいたしました。

この取り組みを始める前までは、冒頭紹介した通り

療育手帳所持者等、サービスを支給されていましたが、問題点として手帳所得まで数か月の期間を要することや医師の診断書の場合

時間とお金を要するということがあり、その点について保護者から相談・苦情が挙がっていたそうです。

最初、この事業を展開した際、スムーズなサービス提供に繋がるとか、保健センターからの紹介でサービスに結び付くケースが増えた。

保健師連絡票でサービス決定が出来るので案内しやすくなったと、概ね好評だそうです。

当然、それに伴う様々な問題や課題もあり

保健師の負担が大きいこと。

サービス支給決定、不要と判断するときのを基準の作成。

いわゆるグレーゾーンの児童に対する対応。

児童サービス施設の不足など。

今後の展開として以上のような問題が挙げられております。

この事業推進を提案したのが

宇土市議会では、ただ1人の公明党議員である芥川議員であり、視察現場に最後まで同席して下さりました。

その後、熊本駅へ戻り、第一日目が終了!

7月30日、熊本から川内駅へ移動し

薩摩川内市役所にて、PM2時より

介護予防ボランティア事業について

視察いたしました。

薩摩川内市概要ないので、面積等記載できません(ご了承ください)

この事業は

65歳以上の高齢者(介護保険第1号被保険者)がボランティア活動を通じて地域貢献や社会参加をすることで

高齢者自身の介護予防を推進することを目的とし、当該ボランティア活動にはポイントを付与。

そのポイントを貯めることで介護予防ボランティア転換利用券が交付される。

*台東区も現在検討中との事なので、非常に参考となるのでは??と思います。

平成24年度からは、40歳から64歳まで(介護保険第2号被保険者)も対象に。

<ただし、対象となるボランティア活動は、介護保険施設また地域の高齢者支援に限る>

主な内容として

対象者は、介護ボランティア管理機関に登録した者(介護保険料未納・滞納者は除く)

対象事業として、介護保険施設・介護予防事業・高齢者ふれあいいきいきサロン事業・高齢者会食・一人暮らし高齢者支援・社会福祉協議会子育てサロン・地区コミュニティ行事等になります。

活動時間として、一時間程度のボランティア活動で1スタンプ、100ポイントとし、一日2時間程度を限度とする。

年間交付金は5000ポイントを上限との事です。

薩摩川内市は

総人口99,232人で65歳以上の高齢者は27,411人(今年4月現在)

高齢化率27.6%

地域をこまめに回り、利用券が使用できる温泉施設やガソリンスダンドなど増やしてきたそうです。

現在登録者数は

第1号被保険者が662人、第2号被保険者が328人とボランティア登録者数も伸びている現状です。

登録者には

介護予防ボランティア手帳が支給され、制度についての目的や流れ、研修内容等記載されており、この手帳にスタンプを押してもらい

その総数が、ポイントとして換算される仕組みです。

参考になると思いますので、会派として再度提案したいと思っています。

視察終了後、鹿児島中央駅へ。

7月30日、無事東京へ戻りました。