中小企業金融円滑化法案


いやあ、寒いですね!

12月中旬から下旬の気温だそうで、午前中は若干ですが、雨が降り、午後から予定していたキッズサッカーが中止になりました。

午前中は、町会の防災訓練が本所防災館にてあり、50名近い方が参加し、私のマンションからも20名程参加いたしました。

 

こういった訓練は継続して行うことが肝要であり、私も消防団に所属していますが、機会があれば、どんどん参加するようにしております。(体で覚えないと!)

20日未明に衆院で強行採決されました、中小企業金融円滑化法案について、井上幹事長が記者会見で、大要次のような見解を述べております。

 

衆院で強行採決された中小企業金融円滑化法案について、中小企業対策は緊急の課題であり、法案の趣旨は十分理解している。

ただ借りて側で貸し付け条件を変更したら、新規融資が受けられなくなるなど懸念がある。

公明党は貸し手と借り手から十分ヒアリングをして、問題点を吟味し、国会論議を通じて実効性ある法案にしようとの姿勢で臨んできた。

審議促進にも十分協力し、衆院財金委で20日の審議後に採決で(大筋)合意していた。ところが、参考人質疑に質疑を打ち切り、採決・本会議に緊急上程という暴挙に出た。これまで、与野党合意でやってきた緊急上程を会派の賛否が明確でないのに行なうのは、議会運営上、ありえず看過できない。

私は衆院議長のもとへ2度行き 「これを認めれば言論の府の死滅につながる」 と話したが、議長が明確なリーダーシップを発揮されなかったのは大変残念だ。

与党は審議拒否と言うが、党首討論もやらないし、日米首脳会談などの本会議報告・質疑や「政治とカネ」に関する予算委の集中審議に一切応じない。

審議拒否は与党だと言わざるを得ない。

皆さんには、立場が変わっても同じことを、やっているな!と思いでしょうが、実際はそうではないことが、この幹事長談話で、はっきりしております。

この法案に関しても、問題点が多々あるように思いますし、早急な採決には、やはり疑問を感じざるを得ません!

あの 「事業仕分け」 も、前半の作業が終わりましたが、確かにいままで、見えなかった部分を明確にしたことは、認めますが、何せパフォーマンスが過ぎる!

「次世代コンピューター」への補助金は、世界一で無くていいとして、事実上の凍結。

研究者団体が「国益を大きく損なうもので、不適切」と緊急声明を出した。

「抜本見直し」とされた「地方交付税」は地方自治の根幹にかかわり、「見直し」と判定された「思いやり予算」は良好な日米関係を支えている。

民主党にとって無駄でも国の将来にとって重要なものは、数多い。

我が党の草川昭三参院議員は、「事業仕分け人には、中立公正が求められる」と指摘している。

その選定基準や、仕分け対象と利害関係がある者が、仕分け人になっているケースがないかどうか、回答を求めている。