6月27日、午後8時43分(日本時間)世界遺産委員会での審議結果について文化庁から報告がありました。
国立西洋美術館本館を含む「ル・コルビュジエの建築と都市計画」について、スペインのセビリアで開催中の第33回世界遺産委員会で審議が行われ、
その結果「情報照会」とする決定がなされたとのことです。
情報照会とは
追加情報の提出を求めた上で次回以降の審議に回すもの
*推薦書の再提出無、指摘事項を補完し、最短で来年の世界遺産委員会で審議
このことを受け、吉住台東区長は以下のようにコメントを発表
今年の世界遺産委員会では、登録が実現しませんでしたが、次回の審議で確実に登録となるよう、今後も国や東京都などと協議し、より一層の連携を図りながら、最大限の努力を傾注してまいります。
本区からは神子副区長らが、セビリアに行き、審議を見守りましたが、本年の世界遺産登録実現は残念ながら見送りとなりました。
区長のコメントにもあるよう、今後とくに来年の世界遺産登録に向け、最大限の努力、協力を惜しまず、行政と町方がより一層連携を図りながら、進めていかなくてはと、決意しております。