「憲法精神にもとる」


18年ぶり国賓として

オバマ米国大統領が23日夜来日し、安倍首相と非公式の夕食会を。

25日には次の訪問地に向かうとのことですが、有意義な首脳会談を期待したいと思います。

公明党山口代表は昨日

集団的自衛権の行使を容認するための解釈改憲について

 

『憲法の制定権者は国民だ。政府の解釈変更は、国民に何も聞かないで一方的にやることになるから、憲法の精神にもとる」と強く反対。

『海外で武力を使う(ようになる)の大きな変化。単に政府が憲法解釈を変えましたと閣議決定してしまうことには、異論が大きい』とも述べました。

安倍首相は解釈改憲を閣議決定しても、自衛隊法など関連法案を整備しない限りは、直ちに自衛隊は活動できないと説明していますが、これについて代表は

『法律は多数決で変化するから、本当の限定の意味があるのか疑問だ』と指摘しました。

行使容認には改憲が必要だとの考えを重ねて示した。

ある意味、公明党として集団的自衛権に対する明確な意思表示を示したわけです。

この問題が与党の関係悪化につながらないよう首相に自制を求めたと同時に

自民党との連立政権は経済再生、東日本大震災からの復興支援等、課題が山積しており、引き続き継続していく強いメッセージでもあったと思います。