一人の声生かす政治貫く
昨日、公明党は結党56年を迎えました。
山口代表より党の歴史を振り返り発言がありましたのでご紹介します。
【公明党結党56年】
結党した1964年を振り返ると、自民、社会両党による55年体制の下で、イデオロギー対立が鮮明で政治が硬直していた。55年体制では受け止め切れない民意が増大し、そうした声を政治に反映する存在が必要との認識の下、大衆の期待や要望を受け止める衆望を担って公明党は誕生した。
結党以来、「大衆とともに」の立党精神を受け継いできた。立党精神は大衆と一緒に考え、発信し、政党として政策を実現していく公明党の基本姿勢を鮮明にしたものだ。立党精神を基に福祉や教育、環境、医療などの分野で実績を積み重ねてきた。基本精神は変わることなく、一人の小さなな声でもおろそかにせず、国と地方が連携して立体的な政策実現に努めているのが今の公明党の姿だ。
【不妊治療支援】
一人の声を大切にしてきた取り組みの具体的な表れの一つとして、不妊治療支援がある。公明党は1998年に不妊治療への法的支援を政策に盛り込み、2000年に署名運動を行い政府に提出した。坂口力厚生労働相(当時、公明党)時代の04年度には、国として初めて予算措置による助成制度が作られ、制度拡大にも努めてきた。不妊治療への保険適用も当初から掲げていたので、保険適用を実現し、それまでの間は助成措置を拡大したい。
私たち公明党議員の取り組みの原動力となっているのが、山口代表もお話になっている「大衆とともに」の立党精神です。これはいささかもぶれることはありません。
この立党精神の下、大衆の期待や要望、「衆望」を担い、これの応えていくことこそ公明党の使命であると考えます。