第3回定例会が開会しました。


小坂よしひさです。

 

本日より10月27日まで

台東区議会第3回定例会が開会。

10:30の幹事長会から続けて4つの会議を経て

14:00から本会議が。

 

服部区長より区長発言がありましたので要旨をご紹介します。

1 はじめに

新型コロナウイルス感染症に対しては一段と強い警戒が必要であり、旅行の自粛や営業時間短縮の要請などにより、区民生活や事業活動は依然として大きな影響を受けています。このような状況の中、区は感染防止と社会経済活動の両立に向けた取り組みを進めています。永寿総合病院では段階的に診療が再開されており、区としても同病院を支援し、医療提供体制の確保に向けて取り組んでいます。また、経営相談や資金繰りの支援、ICT教育環境整備の加速化など多岐にわたる課題に対する取り組みを進めています。

未曽有の危機の中にあって、区民や事業者の皆様は前を向き、この状況を乗り越えようと懸命に取り組まれています。私は、区民の生命と財産を守り抜くとともに、「ひと」と「まち」が輝く明るい未来を築くために、引き続き全力で区政運営に邁進します。

 

2 区政運営における3つの柱に基づく取り組みについて

まず、「区民の生命と健康を守り抜く」取り組みについてです。

高齢者・障害者施設におけ感染防止を図るため、新規入所者に対するPCR検査を実施します。引き続き、区内の感染状況などを注視しながら、必要な対策を実施します。また、「風水害対応方針」に基づき、平時からの備えを充実させるとともに、区民の的確な避難行動と感染症に十分留意した避難場所運営を行えるよう、体制を整備します。

次に、「区民の生活や事業者をしっかり支える」取り組みについてです。

国の特別定額給付金の基準日において妊娠されていた方に、区独自の支援策として「妊婦等応援特別給付金」を支給します。また、「経営持続化特別資金」の受付期間延長や、事業者を対象とした感染予防対策講習会の実施など、感染症の影響を受けている区内事業者を支援します。

次に、「新たな日常に対応した区役所への変革」です。

公共施設の使用料や窓口における手数料などのキャッシュレス化を推進し、区民の利便性向上や、来庁機会と接触機会の低減による感染防止を図ります。さらに、在宅勤務の導入に向けた環境整備を進めます。

以上、3つの柱に基づく取り組みを進めるとともに、区を取り巻く状況や感染リスクなどを踏まえて、事業の見直しを行っており、今年度については、62の事業を関係機関との協議のうえ中止といたしました。また、区財政については、感染症の影響により大幅な減収が見込まれ、厳しい財政運営を強いられることになると考えています。引き続き、事業の見直しを進めるとともに、優先度の高い施策や事業については重点的に取り組みます。

 

3 おわりに

区民の皆様におかれましては、「自分を守り、家族を守り、大切な人を守り、地域を守る」ために、引き続き感染防止対策の徹底を図っていただくように、改めてお願いを申し上げます。私はウイズコロナの時代にあっても、輝く未来に向け満身の力を込めて区政運営にあたってまいりますので、区議会の皆様、区民の皆様のご理解とご協力のほど、よろしくお願いいたします。

 

以上。