2/6 台東区H21年度第1回定例会が開催されました。(2/6~3/25の48日間)
PM1時から議員協議会
PM2時 本会議
区長所信表明(要旨)
わが国の経済情勢は一段と厳しさを増し、派遣労働者の解雇などこれまでにない事態に至っている。
区内中小企業も極めて厳しい経営状況が続き、地域経済の先行きが不透明な状況にあることから、「第二次台東区緊急経済対策」を実施する。
平成21年度予算案について
歳出経費の削減に努め、区民生活を守る施策と区の将来を見据えた施策へ重点的な財源配分を行った。
文化・観光施策および産業施策について
新設する文化産業観光部のもと、文化と産業の視点を持つ、新たな「台東区観光ビジョン」を策定し、一層の誘客促進につなげていく。
「芸術文化・産業連携モデル」事業では、東京藝術大学と地場産業の協同による商品開発を促進するなど、文化を活かした観光・産業施策を積極的に展開し、地域の活性化と魅力の創出に取り組んでいく。
まちづくりについて
地域特性に応じた「景観計画」の策定により景観づくりの方針や基準等を明らかにし、区民・事業者等と協働して景観まちづくりを推進していく。
浅草文化観光センターの基本・実施設計を進め、観光案内の拠点施設となるよう鋭意取り組んでいく。
福祉・健康施策について
新たに策定している「台東区障害福祉計画」により、地域での自立した生活を引き続き支援する。
高齢者の肺炎重症化を防止するための肺炎球菌ワクチン接種費用の助成や、口腔ケアの相談・指導を実施する。区立台東病院については、高齢者の慢性期医療と在宅生活を支援するためのサービスを展開し、区民に信頼される病院であるよう健全運営に努め、引き続き健康で安心して暮らし続けられる地域社会の実現に積極的に取り組んでいく。
次世代育成について
「(仮称)富士こどもクラブ」を開設し、待機児童の解消に努めるとともに、障害児の放課後対策として、こどもクラブの受入枠を拡大するモデル事業の実施や千束保健福祉センター内でこどもクラブと同様のサービスを提供するなど、放課後の安全確保と保護者の子育て負担の軽減を図る。
また旧済美小学校跡地に「ことぶきこども園」と「寿子ども家庭支援センター」を開設し、就学前教育の充実や子育て家庭への支援を行う。
環境対策について
「(仮称)台東区環境学習推進計画」の策定や、具体的な支援策として太陽光発電システムなどの設置費用助成を実施する。
さらに「台東区環境基本計画」を改定し、誰もが環境問題に関心を持ち、主体的に取り組むことを目指した施策を展開していく。