ミミズ・コンポストの活用事例視察


寒い日が続きます。皆さん、いかがお過ごしでしょうか?

私はちょっと体調を崩してしまいました。風邪です。

相次ぐ、新年の懇親会等の影響でしょうか?昨日も金杉町会連合会の懇親会と大正小学校・幼稚園のPTA懇親会があり、どうしてもはずせない事情があるので、無理しがちなのでしょう!

 

さて、昨日の16日。

「ミミズ・コンポスト」を活用した取組み現場を視察してまいりました。

場所は荒川区立ひぐらし小学校で、私は区議会公明党を代表して参加してまいりました。

学校給食の残渣をミミズによりリサイクルする?という事で、お話を伺い、現場を見てまいりました。

今、食品の残渣が平成14年の調査では、年間約1100万トン。

生ゴミとして焼却処分される食品残渣はまさしく{もったいない}の代表であります。

そこでミミズを活用して、生ゴミの処理を行いながら、極上の堆肥が出来るという事で、ひぐらし小学校では一つのモデルケースとして取り組んでいます。

ミミズはいるだけで、土が良くなります。またすぐれた寄与作用があり

1、食べる(ミミズがつくる堆肥は発酵しない)

2、糞をする(ミミズの糞はカルシウム・マグネシウム・リン酸が豊富、アミノ酸の種類や含量も多い)

3、粘液を出す(ミミズの粘液{尿}は栄養豊富であり、殺菌作用がある)

4、動き回る(よく動くので、孔が開き、排水の良い畑となる)

5、死亡する(たんぱく質が多く、消化酵素が多いので、死ぬと自己消化し作物の最高の即効性肥料となる)

凄いです。知りませんでした。ミミズがここまで優れているとは!

実際ひぐらし小学校では、この取組みにより、食に関心を持ち、給食を残す生徒がグンと減ったそうですよ!

eau-070.jpgこれがコンポストで、合計6個置いてあります。これに生ゴミをいれる事により、その生ゴミが腐る頃、ミミズが食べにくるそうです。

eau-071.jpgミミズの堆肥を利用して作物を育てています。

eau-072.jpg

荒川区では、このひぐらし小学校のミミズコンポストの取組みで、年間182,700円の焼却代の節約が出来ました。匂い等もなく、環境に優しい取組みですね。