5月29日から31日にかけて
台東区議会公明党会派において山形県鶴岡市に視察へ伺いました。
鶴岡市へは私は2度目となります。
庄内空港から連絡バスにて鶴岡駅に着いたのは12:45
14:00から鶴岡市役所にて
「つるおかランド・バンクの取組み」
鶴岡市の空き家対策について視察に伺いました。
鶴岡市の概要
鶴岡市は平成17年10月1日に市町村合併を行い、その結果、面積は東北地方最大の市域 1,311.49㎢
(台東区の何と130倍!)
人口は129,652人(H27年の国勢調査にて)
人口減少に歯止めをかける取組みとして「まちなか居住の推進」として空き家空き地対策を行っています。
H25年に「鶴岡市空き家等の管理及び活用に関する条例」を施行し小規模連鎖型区画再編事業(ランド・バンク事業)を行っています。
老朽空き家の解体・撤去に関し、居住促進基金も設けて展開中。
まちづくりの課題と方向性に関して、「攻めのコンパクトシティ」と銘打ち事業を展開しています。
鶴岡市建設部都市計画課の岡部課長と五十嵐さんからレクチャーを受けました。
翌30日 14:00より
鶴岡地区医師会館にて「在宅医療を支える医療・介護包括情報共有ネットワークシステムの構築・運用事業」について視察に伺いました。
鶴岡の地域医療の取組みは本当に凄い!(視察の問い合わせが本当に多いそうです)
Net4Uということで
地域内の病院、診療所、訪問看護ステーション、調剤薬局、介護事業所等が患者(利用者)の情報を共有することができる地域包括ケアに対応したヘルスケア・ソーシャル・ネットワークシステムです。
施設や職種を問わず、患者に関わる全ての医療者・介護者がフラットに情報を共有し、コミュニケーションを可能にすることで、顔の見える地域包括ケアをサポートしています。
在宅医療に関して患者のみならず、やはり家族の支援が不可欠なので患者・家族支援ツールとしての有用事例は蓄積されていますが、一方どんな情報を伝えるべきか、患者や家族の心情に十分な配慮が必要との事です。
やはり大切なのは医師、看護師、ケア・マネジャー等との信頼関係ということではないのでしょうか。
鶴岡地区医師会 地域医療連携室ほたる
遠藤課長からレクチャーを受けました。
大変に有意義な内容でした!