区民文教常任委員会による行政視察が
11月4日から6日にかけて行われました。
概略ご紹介したいと思います。
11月4日、私たち「区民文教委員会」委員、理事者2名、事務局2名
総数12名で東京駅から新神戸駅へ向かい、PM2時に神戸市役所へ視察へ伺いました。
視察テーマは
「大人・親の働く姿を見せる運動」について
神戸市では、「教育日本一のまち神戸」を目指して第2期「神戸市教育振興基本計画(平成26~30年度)」を策定。
今回の視察テーマは、上記計画の「特色ある神戸の教育をさらに発展させる」という方向性の重点事業
「神戸らしい教育(防災、キャリア、体験、環境・福祉、人権、伝統文化、芸術に関する教育)の充実」の中の取り組みであり
子どもたちが職業観・勤労観を形成し、将来の夢や希望を持てるようにすることを目的として、企業・事業者等の
協力を得て実施しているキャリア教育です。
主な取り組みとして、学校での出前授業等、派遣できる従業員を登録する「神戸市キャリア教育人材バンク」や
学校の休日に従業員の子どもやその友達を職場に招き、身近な「大人・親の働く姿」を直接見せる
「子ども参観日」など実施しています。
質疑応答中です。
神戸市はH26年10月1日現在、人口1,537,864人。世帯数695,269世帯。
約2時間ほど視察し、ホテルへ移動しました。
11月5日(視察2日目)
朝、9時三ノ宮駅から京都駅へ移動。
10:30から京都市役所にて視察を。
昭和2年!の建物です。
視察テーマは
京都市学習支援プログラムについて
京都市は、23年度から10年間の都市経営の基本となる「はばたけ未来へ!京プラン(京都市基本計画)」の
下位計画として、24年度から27年度の4年間を計画期間とする「はばたけ未来へ!京プラン」実施計画を
策定しました。
実施計画に盛り込まれる事業の一つ、「学力の定着・充実に向けた京まなびのプロジェクトの推進」において
小・中学生の自主学習を支援する「京都市学習支援プログラム」を実施しています。
「京都市学習支援プログラム」では、小・中学生の学習習慣を確立させるための独自の学習習慣プログラムとして
18年度から中学校で「学習習慣プログラム」、20年度から小学校で「ジョイントプログラム」が運用されています。
小学校の段階から中学校のスタイルを取り入れ、小中共通した学習基盤で学力向上を進めています。
この後、議事堂を見学しました。
全員の記念撮影を行いました。
重厚かつ格式ある議事堂でした。
昼食後、四条駅から国際会館駅へ移動し岩倉図書館へ。
14:00から今日二つ目の視察です。
視察テーマ
京都市岩倉図書館における英語学習の取り組みについて
岩倉図書館は、四季を通じ豊かな自然が感じられる風光明媚な岩倉の地に、平成7年4月に
開館した京都市で最も北に位置する図書館です。
英語の本を難易度別に色分けして配架したコーナーが、利用者に好評を得ており、英語の本を借りる市民が
徐々に増え、要望を受けて蔵書数は4年間で5倍になりました。
図書館を利用した英語学習の方法を提案し、「多読による英語学習」をテーマとした講演会や
「えいごタイム」などのイベントを積極的に行っています。
英語学習を「続ける」ための多読三原則
1.辞書は引かない
2.わからないところは飛ばす
3.つまらなければやめる
う~ン、私でもやれそう!!!と思いました。
11月6日(視察3日目)
9:00烏丸駅から出発し、2度乗り換えし池田駅へ
10:15より池田市役所にて視察を。
視察テーマは
総合窓口業務と民間委託について
池田市では、中長期的な展望に立ち、よりスリムで効率的な市政を実現し、人口減少時代に対応できる
安定的な行政組織の基礎を確立するために、平成18年3月に「池田市行財政システム改革プラン」を
策定しました。
その中で、21年度に総合窓口を開設し、住民異動に伴う諸手続きのワンストップサービスの実施に
取り組んできました。
平成23年7月よ総合窓口の一部業務委託を行っています。
池田市は平成26年9月30日現在、人口102,789人。世帯数46、168世帯。
面積は22.09平方キロメートルと台東区の約2倍ですね。
最後の視察を終えて、東京駅到着が16:53。
有意義な行政視察でした・・・