技術革新へ「若手」支援を


ノーベル物理学賞 天野浩教授が昨日22日

衆院第2議員会館にて公明党文部科学部会・科学技術委員会の合同会議で

講演を行いました。

(名古屋大学の濱口総長らも同席)

天野氏は

「何千回もうまくいかない時が続いたが、少しずつ勉強して、技術も習得していった」と説明し

試行錯誤する中、研究装置が故障したことをきっかけに新技術を開発し、高品質結晶の作成に

成功したと紹介。

「大きな課題があった時に、それを突破するのは若い力。博士課程や若いポスドク(ポストドクター=博士研究員)

がイノベーション(技術革新)には必須だ」と述べ、奨学金制度の充実など博士課程の学生を確保するための

経済的支援を求めたほか、基礎研究への支援も訴えました。

また同席した濱口総長は

「名古屋大学に在籍した研究者のノーベル賞受賞者は6人になった」と紹介し

受賞者の共通点を

1.若いうちに爆発的な力を発揮している。

2.(天野氏が赤﨑氏に師事したように)研究上の良い師匠がいる

と述べました。

講演に先立ち天野氏は、山口代表と懇談し

山口代表は、天野氏が失敗を繰り返しながらもあきらめずに研究を重ね、成果を生み出したことに触れ

「まさに『失敗は成功のもと』の好例だ」と敬意を表明し、併せて「若い研究者が活躍できる支援が必要」との

考えを示しました。

 

 

「若手」への支援が必要!

何千回失敗しても苦しくなかった!

見習うところ本当に大ですね・・・

 

山中教授がノーベル賞受賞した時も、公明党の部会に来て講演してくださいました。