小坂義久一般質問パート2


<教育長答弁>

ニ、イ 学校給食の調理業務委託における食の安全管理について

学校給食の調理業務委託につきましては、調理及びそれに伴う

清掃作業をその内容としており、食中毒等の事故を防止し、

安全な給食が提供できるよう委託契約の仕様書の中で、

学校給食法の衛生管理基準に基づき、調理作業工程や清掃方法

について詳細に定めております。

また、献立作成と食材の購入は学校において管理・運営しており、

全校に配置している学校栄養士が、アレルギー物質を含む食材の

チェックをはじめ、納入食材の不備が生じた際には直ちに交換、

変更を行うなど、適切に対処しております。

教育委員会といたしましては、引き続き食の安全を確保するため、

教職調理業務委託の適切な運営に努めてまいります。

 

 

2、次年度に施行される地方教育行政法の改正に当たり本区の現況は。

「地方教区行政の組織及び運営に関する法律」が改正され、来年4月に施行される。

国の法改正を受けて、本区では施行に向けて現在どのような対応をしているのか、

教育長に伺う。

またこの法改正に鑑み、今後、本区が目指す教育の方向性について併せて伺う。

 

<教育長答弁>

教育委員会では現在、新たな教育委員会制度に必要な例規の整備や、区長直轄となる

総合教育会議の設置・運営に関すること、教育委員会事務局の組織及び事務分掌などの

ついて、関係所管と協議しながら検討を進めているところでございます。

平成27年4月の施行に向け、国や東京都とも情報交換をし、新たな教育委員会制度の

円滑な運営に必要な環境を遅滞なく整えてまいります。

教育委員会といたしましては、改正法施行後におきましても、教育目標の実現に向け

教育の政治的中立性・継続性・安定性を確保しつつ、児童・生徒の教育環境の充実や、

就学前教育・保育環境の整備、及び生涯学習の推進に鋭意取り組み、本区教育行政の

更なる推進に努めて参る所存です。

 

3、小・中学校の体育館エアコン整備について

近年は猛暑や異常気象が発生し、地震災害の脅威も高まっている。

避難所としての役割も担う小・中学校体育館の重要性は一層高まっており、エアコン整備は

大規模改修時に限定せず粛々と行うことが大切である。

また、本区は2020年東京オリンピック・パラリンピックに向け、「生涯スポーツ社会」の

実現を目指している。

そのような観点からも生徒の部活動や地域コミュニティのスポーツ活動拠点としての

小・中学校体育館のエアコン整備は喫緊の課題と考える。

そこで、小・中学校体育館におけるエアコン整備について所見を伺う。

 

<教育長答弁>

学校体育館のエアコンにつきましては大規模改修時の整備を基本として

進めさせていただいているところです。

議員ご指摘のように、近年の夏季の暑さは著しく、児童生徒の教育活動中における

熱中症対策にはより注意を払わなければなりません。

また、学校は避難所としての役割もあり、避難者の健康面にも配慮する必要があります。

さらに、区民のスポーツ活動の場としての環境整備も2020年東京オリンピック

パラリンピックに向けて大切なことと認識しております。

このようなことを十分に踏まえ、学校体育館のエアコン整備を引き続き検討して

まいりますので、よろしくお願いします。

以上です。