今日も元気に区政報告会で出発!!!
区民とざっくばらんに語り合う・・・・・
まさに現場に “知恵” あり!!ですね~~
今日より台東区議会も定例会です。(6月26日まで)
恒例となっております。(勝手に!)
区長所信表明をご紹介します。(要旨)
1.はじめに
元台東区長・台東区名誉区民内山榮一先生は、4期16年の間、区政をけん引され
隅田川花火大会の復活やオーストラリアマンリー市との姉妹都市提携、旧東京音楽学校奏楽堂
の移築保存、東北・上越新幹線の上野駅誘致など次々と施策を展開し、今日の台東区発展の礎を
築かれた。
故人の多大なご功績をたたえ、深く感謝の意を示すとともに、心からご冥福をお祈りする。
2.観光について
先日、東京スカイツリーが開業した。これは本区の観光のとって大きな好機であり、すでに
本区にも多くの観光客が訪れている。
開業を記念して実施した「台東にぎわいフェステバル」では、多くの方に魅力をアピールしたところである。
さらに、リニューアルオープン後、一ヶ月間で10万人以上が来館している浅草文化観光センターでも
台東瓦版の配布などを行い、本区の魅力を発信していく。
現在のにぎわいを恒常的なものとするため、隅田公園内の展望広場付近に
地域の皆様と協議をすすめ、新たにオープンカフェの整備をしていく。
3.子育て施策について
子どもたちの笑顔があふれる街をつくるためには、子育て環境の整備が重要である。
近年の幼児人口の増加や共働き世帯の増加により、保育サービスに対するニーズは
ますます高まっている。
本区ではこれまで、認可保育所の整備や認証保育所の誘致など、あらゆる手段を
講じて待機児童対策に取り組んできた。
今回新たに、増加する保育ニーズに応えるため、蔵前地域に認可保育所を誘致することにした。
また、働く保護者の子育て環境を充実する観点からは、児童・生徒が放課後に安心して
過ごすことのできる居場所づくりも重要である。
そのため、金竜小学校敷地内に、新たにこどもクラブを開設するとともに、浅草橋こどもクラブの拡充を図る。
4.夏期の節電対策について
政府の「今夏の電力需給対策について」によると、東京電力管内では、利用者が無理のない範囲で
節電に取り組むこととされている。
昨年の夏は、ピーク時間帯の最大使用電力を20%削減することを目標として節電に取り組み、区民の
皆様のご協力のもと、目標を達成することが出来た。
今年は、区民の皆様への影響が極力ないよう、夏期の電力使用量を15%削減することを目標に
節電対策に取り組んでいく。
5.災害対策について
先般、東京都が東日本大震災を踏まえた新たな被害想定を発表した。
本区では、この被害想定を踏まえ、地域防災計画の修正を行なっている。計画については
秋頃を目途として議会および区民の皆様に素案をお示ししたい。
計画の修正にあたっては、都の地域防災計画等を踏まえるとともに、台東区防災会議で議論を
行い、各方面の意見を反映させることで、実効性を高めていく。
6.将来を見据えた健全な行財政基盤の強化について
私はこれまでも健全な行財政運営に努めてきたが、東日本大震災などの社会経済情勢の大きな変化は
新たな行政需要を生み出すとともに、本区の財政状況に対しても影響をもたらしている。
今後も厳しい財政状況が続くことを考えると、将来を見据えた予防的な取組みを行うことが重要である。
今後も区民の誰もが希望を持ち、安心して住み続けられる台東区を維持するため、より強固で弾力的な
行財政基盤の確立に向けた取り組みを行なっていくので、区議会及び区民の皆様のご支援とご協力を
お願いしたい。