区総会/小坂義久一般質問パート3


12月12日

この日は、台東創価学会の日。

根岸にある上野平和講堂にて、「区総会」が盛大に開催され

私たち議員団も、全員参加いたしました。

参加する皆さんの笑顔が弾ける内容でしたね。

この一年間、本当にお世話になりました。

さて

一般質問パート3掲載します。(笑)<パート4はありませ~ん>

 

 

 

6、HTLV-1(ヒトT細胞白血病ウイルス1型)について

国内の感染者数が120万人以上と推定される同ウイルスの主な感染経路は

母子感染であり、国は都道府県や政令市に対し、同ウイルスの抗体検査を

妊婦検診時の検査項目に追加し、実施するよう通知した。

そこで、次の3点を区長に伺う。

(1)HTLV-1についてどのような認識を持っているか。

(2)HTLV-1抗体検査の実施について、どのように進めていくのか。

(3)抗体検査の実施にあたっては、医療関係者等を対象に研修会を実施すべきと考えるが、どうか

 

<区長答弁>

このウイルスは成人T細胞白血病という白血病の一種や、HTLV-1関連脊髄症という

下肢の麻痺などの神経症状を引き起こすウイルスでございます。

主に母親から子どもへ、母乳を介して感染することから、妊婦検診時にウイルスの

抗体検査を実施することが非常に重要であると、私も認識いたしております。

次に、国の通知に基づく抗体検査につきましては、現在、東京都や関係機関で

構成される検討会において、協議しており今後、この検討結果を踏まえ

早急に実施して参ります。

次に、医療関係者等の研修会についてでございます。

母子感染予防のための保健指導やカウンセリングについて、国は研修会の開催や

啓発用資料などの配布をおこなう予定であると聞いております。

これを受けて本区においても医師会と連携して情報の周知等を図って参ります。

 

7、Web図書館について

千代田区ではインターネットを介して電子図書の貸出や返却が出来る、Web図書館

サービスを提供している。

Web図書館は従来の図書館の建設と比べ、構築するための予算が少なく、図書が電子データ

であるため盗難や破損が一切無いことや、音声動画再生機能により視覚障害の方も

読書を楽しめるなど、多くの利便性がる。

そこで、区立図書館の利用促進や区民の読書推進を図るため、電子書籍への対応並びに

Web図書館の実現を図るべきと考えるが、教育長の所見を伺う。

 

<教育長答弁>

議員ご指摘のとおり、Web図書館は貸出などの管理がしやすいだけでなく、図書館に出向かなくても

利用できることや、音声動画再生システムを使うことにより視覚障がいのある方々にも活用していただけるなど

利便性の高いシステムでございます。

現時点では、電子書籍の将来性や方向性が必ずしも定まっていないことや、提供できる資料の数や

内容が十分とはいえない状況もございますが、先進的な取り組みや利用状況なども参考に

引き続き区立図書館における対応について調査・研究をして参りたいと存じます。

同時に、区立図書館には、郷土資料の調査やレファレンス、こどもへの読み聞かせなどの対面による

サービスも期待されておりますので、今後一層充実してまいりたいと考えております。

 

8、こどもクラブ保育時間の延長について

昨今の社会経済情勢によれば、共働き家庭が一段と増えており、延長保育に対する

需要が高まっている。

こうしたなか、東京都は学童クラブの延長保育について、具体的な内容を示した。

本区では、5ヶ所のこどもクラブで延長保育を行なっているが、早急に、実施施設の拡大や

学校休業時の延長保育を行なうべきと考える。

教育長の所見を伺う。

 

<教育長答弁>

こどもクラブの保育時間の延長につきましては、小学校入学の際に、保育園とこどもクラブとの

保育時間の違いにより、保護者の方が仕事と子育てとの両立に悩む場合があり、こうした状況に

対応することは、重要であると考えております。

現在、5ヶ所のこどもクラブで、午後7時までの延長保育を実施しており、平均して

約3割のご家庭で保育時間の延長登録と利用がございます。

このような状況を踏まえ、保護者が安心して、働き続けられる子育て環境の充実を図るべく

こどもクラブの保育体制等を整備し、延長保育の施設拡大に向けて努力してまいります。